いいコピーは音読するとよくわかる。つっかえないし、つかれない。
よどみなく読み進められるし、長文でもストレスを感じにくい。
なにより、商品の良さがしっかり届くのだ。
コピーとは、正しい日本語であるだけでも意味がなく、
キレイな言葉だけがつらつらと並んでいるだけでは機能せず、
読んだ人の手が、足が、心が動くものでなくてはなりません。
今回のブログでは、コピーライターこだまが、
反響・集客を上げるための大きな一因である「伝わる文章を書くコツ」を紹介します。
1文章にリズムをつける
人間は文章を読むときに、脳内で声に出して理解します。
つまり文にも音がある、ともいえる。
例えば「です」の文末が連続すると、どうしても読み心地が悪くなり、単調な文章になってしまいます。
学生時代に習った「ですます調」の統一などは一旦忘れてください。
×私は料理が上手です。なぜなら調理学校を出ているからです。得意料理は肉じゃがです。
〇私の得意なことはズバリ料理です。中でもオススメは肉じゃが。調理学校で腕を磨いた自慢の料理をぜひお召し上がりください。
2具体的な言葉を選ぶ
抽象的な言葉は、目も引かないし記憶にも残りにくい。
なるべくターゲットの心理に寄り添い、具体的な言葉や数字を使いましょう。
それが、他商品との差別化にもつながります。そしてなにより、強いコピーになります。
ちなみに、良いコピーは、ビジュアルがなくても読んだ時に絵が浮かびます。
×安全な物置
〇100人乗っても大丈夫な物置
3「の」は2回まで
接続詞の「の」が連続すると、文章が平面的になりイキイキとしたコピーになりません。
省略できるものは省略し、あるいは動詞などに置き換えましょう。
そうすることで文章に心地いいリズムが生まれます。
×日本一の名門大学の出身のエリート外交官
〇日本一の名門大学出身であるエリート外交官
4一文を長くしすぎない
一文が長すぎると、理解するのに時間を要します。
なるべく一文が長すぎることがないようにしましょう。
読み手は、読み解くのに時間がかかると一瞬にしてその広告から興味を失ってしまいます。
×私は調理学校に1年間通っていたので、数ある得意料理の中でも特に和食には自信を持っており、旦那からはダシのしっかり効いたお味噌汁の味を褒められます。
〇私は調理学校に1年通っていました。一番の得意料理は和食です。旦那の好物は、しっかりダシが効いたお味噌汁。いつも「美味しい美味しい」と言って食べてくれます。
5オノマトペを効果的に使う
アレコレ単語を使って説明するよりも、
感覚で伝わるオノマトペ(擬音語・擬態語)を使った方がわかりやすくなります。
特に女性にはオノマトペが効果的だという話も。
ただし、多用すると文章が軽くなってしまう恐れがあるので、ターゲットや商品によって使い分けましょう。
×肌が驚くほど何倍にも潤った
〇肌がプルプルと潤った
6「」を上手く活用する
文章に変化を付けるときに便利。
特に強調したい言葉に付けたり、あまり知名度がない単語に付けたり、
体験者の感想に使ったりとその使い道は様々です。
×飲みやすいピーチ味が人気の秘訣です。
〇「ピーチ味が飲みやくて美味しい!」と皆様から大好評です。
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