撮影って大変ですよね。1発勝負ですし。
やり直しきかないですからね。
今回は知っておくと、
良い撮影ができる
7つの心得をお伝えします。
1 撮影の仕上がった完成形をしっかりとイメージして、
万全な状態で撮影にのぞみましょう。
ディレクターのイメージが曖昧では良い仕上がりになりません。
明確なイメージをカメラマン、メイク、スタイリストと事前にしっかり共有しておきましょう。
2 撮影のタイムスケジュールは緻密に計算しておかないと
時間がどんどんずれていきます。
モデルさんは、撮影スケジュールのケツがしっかり決まって場合がほとんど。
スケジュールは少し余裕を持って、細かくタイムスケジュールを計算しながら撮影しましょう。
3 レタッチに頼っちゃだめ!
服の小さなシワやヨレなどもしっかりチェック。
最近はレタッチの技術が進み、あとでレタッチで調整する場合が増えてきていますが、
撮影の場でよりよくできる調整はしっかりとやりましょう。
4 モデルの表情は写真が命。
しっかりどういう表情をして欲しいか伝えましょう。
撮影の『キモ』はモデルさんの表情と言っても過言ではありません。
撮影シチュエーションにあわせてモデルさんに表情をしっかり細かく伝えましょう。
微笑みの際には、ウイスキーって言ってもらって
『キ』で口元をキープしてもらうと口角の上がった良い表情になります。
5 場を空気を作るために、
しっかりとコミニケーションをとって盛り上げましょう。
場の空気が重いと、良い撮影はできません。
撮影の合間にはみんなの盛り上がる話で場を和ませるのもディレクターの仕事。
撮影時にはモデルさんの好きな音楽をかけてあげたりすると良い空気を作るのに効果的です。
さらに、撮影の合間にケーキを差し入れるとモデルさんにとても喜ばれ、
後半の疲れてきた撮影ムードに活気が戻ります。
6 デザイナーがトリミングすることを考慮して、
カメラマンには『引きぎみ』に撮影してもらいましょう。
↓
カメラマンってトリミングして撮影してくれるんですが、これってけっこうデザイナー泣かせ。
あとで『タテヨコサイズ足りない』とか、『もっと引きぎみが良かったとか』など言われる事もしばしば。
そんな事にならないように、できるだけ撮影は少し『引きぎみ』で撮影してもらいましょう。
7 最後は自分の感性を信じて。
写真に臨場感が出るまでこだわりましょう。
あーもうこれでいいかな〜!って、
時間がなかったり、うまくいかなかったりすると
クオリティーを妥協しそうになるんですが、
それでは後で後悔してしまいます。
撮影の意志と責任はアートディレクターにあります。
多少みんなに迷惑かけても
『これでいい』ではなく『これがいい!』という写真を撮りましょう。
やり直しききませんから。
以上、撮影にのぞむ際には上記7つを心がけると良い撮影ができる7つの心得でした。
是非、撮影にのぞむ前に参考にしてくださいね。
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