どうもリードのアートディレクター金江です。
肩書きアートディレクター名乗らせてもらってます。
恐縮です。
さて、みなさんアートディレクターってご存知ですか？
このコンパでモテそうな横文字の肩書き。
一度は耳にしたことあるでしょう。
アートディレクター 通称ADといいます。
アシスタントディレクターじゃないですよー。
デザイン制作における『現場監督』です。
個人的にはアートディレクター＝人間関係調整係だと思っております。
ちょっとまって〜ちょっとまって〜お兄さん？
人間関係調整係？どういうこと？
アートディレクターはクライアントや担当者とデザインの方向性を打ち合わせして、
依頼に応じたベストなデザインを考えて具現化する仕事です。
その後、信頼できるデザイナーやコピーライターとイメージを共有してデザインを制作します。
（頼れるデザイナーやコピーライターには多々丸投げ。。。）
基本的には毎日デザイナー、コピーライターと打ち合わせして、
営業担当と打ち合わせ、クライアントとのやりとり。
オ～まさにハブ空港。人間交差点ですね。
撮影が必要な場合は、カメラマンと一緒に
撮影現場に立ち会って指示を出したりもします。
その後も、デザイナーのデザインのチェックをして、
クオリティーや内容、トンマナ（トーン＆マナー）をチェックし、
内容も消費者に伝わるかチェック。
その工程を経て、反響の高い広告物や販促物を完成させるのです。
アートディレクターはディレクションやコミュニケーション要素の強い仕事ですが、
実際にはデザイナーと一緒に、手を動かすことも多々あります。
知っておいてほしい。
日本を代表するアートディレクター
日本で一番有名なアートディレクターと言えば佐藤可士和さん
同じ肩書きでごめんなさいって感じです。
いわば、日本デザイナー界の『キムタク』ですね。
日本では評価の低いグラフィックデザイナー、アートディレクターという
職業の地位を底上げしてくださった多いなるデザインゴッドです。
「佐藤なんとか？ しらないわ～」っていうそこのあなた。
だめだめ～。
そんなあなたに佐藤さんの手がけたデザインをお見せしますね。
見たことある物が、必ずあると思いますよ。
はいこれ。楽天。お世話になってますよね。
はいこれ。極生。よく飲んでますよね。
はいこれ。ドコモの携帯使ってませんでした？
はいこれ。泣く子も黙るユニクロ。今日も着てませんか。
はいだめ押しでこれ。HONDAのNシリーズ
皆さんの日常に当たり前のようにとけ込んでいます。
佐藤だけに。。。おっと失礼。
佐藤可士和さんのすごい所は、
本質を見抜き、世にわかりやすく
デザインを通してアウトプットする能力。
だから企業のトップから、直々で指名を受けるんですね。
そんな佐藤可士和さんが常々おっしゃっていること。
アートディレクターはコミュニケーションが大切！
１人の話をちゃんと聞く。
２話の本意を読み取る
３自分の考えを正確にまとめる
４相手にわかりやすく伝える
だそうです。
簡単そうでとっても難しいですね。。。。
もっと詳しく知りたい方はこちらをどーぞ。
https://www.7andi.com/company/conversation/105/1.html
これからアートディレクターになりたい人へ。
この３つにあてはまるなら、
あなたはアートディレクター向いてるよー
というのをお伝えしておきます。
１.いろんな人と会話するのが好き
アートディレクター＝人間関係調整係。
人と会話をするのが苦手ならデザイナーを極めるべし！
はっきり言ってアートディレクターはコミュ力！
会話、会話、会話。
それを楽しめる人は向いています。
２.場を仕切るのが好き
アートディレクターは良き司会者（ファシリテーター）
会議全体の参加メンバーに気を配り、
実行した仕事に最後の結果に責任をとらなければなりません。
現場監督ですからね。
仕切るのが子供の頃から得意だった人には向いている職業です。
幹事が好きな人はアートディレクターにむいてます。
３.多くの人とひとつのモノを作っていく共同作業が好き
アートディレクターは一人では機能しません。
チームの主役にもなれません。
サッカーでいうところの監督です。
デザイナー、カメラマン、コピーライターが選手であり主役です。
アートディレクターは監督として、
レギュラーの選手の個性を見極め、
フォーメーションを組み立て、
スケジュールを調整して、
試合に勝つための戦略を練ることが仕事です。
まさに監督＝人間関係調整係
ま•と•め
アートディレクターはコミュ力！です。
目指す人はたくさんの人と関わる能力を高めていきましょう。
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