自撮りも携帯で撮った写真の補正も、デザイナーの知識でワンランクアップ!
プロはどんな知識で広告の人物画像をキレイにしているか、ポイントを伝授しましょう。
「ハイ、ピース!」あなたはどんなポーズで撮られてる?
「囲みポーズ」と言われる、あごピース、両頬に手を当てるポーズ、最近だとかわいさアピールのにゃんこポーズ。
SNS上では色んなモデルさんやアイドルがカワイイポーズで自撮りしていますよね。
これらはどれも「錯覚」といわれるテクニックを使用した、現実味のある「小顔テク」だったんです。
「錯覚」というのは人の目の補正力から出てしまう、視覚認識のこと。
この図、どれもAとBは同じサイズなんです。大小がついて見えませんか?
そして「V」ブイの効果はこんなイメージ!隠しテク!錯覚テク!
よくファッション誌などで「Vカット首」の方が「Uカット首」よりも顔がすっきりシャープに見える、なんて言われていますよね。それもこの錯覚を利用した効果です。縦縞や横縞も一緒。
色で言うと、黒の方が白よりも引き締め効果があることも利用されていますね。
小顔に見せたいときは恥ずかしがらずに、この「V字効果」を上手く使うと効果的です。
また、重めバンク(長めの前髪)が流行っていますが、面長の人や顔が丸いのが気になる人は前髪に分け目をつけた方が顔がシャープに見えますよ。
また、普段良く食べ物を噛み癖のある側の頬は筋肉が付いているため、噛まない側の頬をカメラに向けて撮るのも良い方法です(芸能人に多い「キメ角度」がコレ)。
もちろん上目遣いで、アゴを引く事も忘れずに!小顔度がずいぶん変わってきます。
プリクラの「やり過ぎ」厳禁!
最近のプリクラは超高機能!目の大きさからリップの色、まつ毛だけボリュームアップしたり顔のパーツをバランス調整までしてくれちゃう!
宇宙人のグレイみたいな目のでっかいプリをSNSのアイコンに使っている子もいるけれど、実はあれ男性目線ではマイナスらしいです。
元が余程酷い、作り過ぎの子って勘ぐられちゃうみたいですね。補正したか分からないぐらいが一番!
じゃあ、補正ってどこのパーツやると効果的なんでしょう?
プロのデザイナーはここを弄る!
広告に出ている女優さんの顔、毛穴のないツルッツルのお肌ですよね。
実はアレ、大小の差はあれ100%補正されています。グラビアもそう。
では、プロのデザイナーさんはどんなパーツを弄る(補正する)のでしょうか?
【目】
プリでも使われるデカ目。目はかなり重要なパーツです。
大きくしないまでも、目のバランスを整えてあげると印象がぐっと良くなるんですよ。
充血を取ったり黒目を大きく、まつ毛を長くしたりと細かい修正が入るパーツでもあります。
右は目元のバランスをだけを整えたもの。大きさは変えていませんが、ぐっと顔つきが柔らかくなりましたね。
次の画像ではどこを修正していると思いますか?
そう、鼻と口。やや出っ歯だった口元を隠し、小鼻を小さくしています。
【鼻筋、口元】
鼻や口は顔の大きな筋肉と繋がっていますから、くれぐれもおかしな事にならないよう注意が必要です。
じゃあ、目と口鼻の両方を修正するとどうみえるでしょう…?
例はかなり雑な補正ですがこの差!
そして、貴女は補正した写真を見破れますか???
プロレベルの複雑な補正は専門的なアプリがないとできませんが、今は色んな画像処理アプリがあるからスマホの画像もちょっとの調整でとっても効果的です。
まずは画像の色を少し明るめに補正してあげるとキレイに見えますよ。
貴女も今日から「錯覚」と「補正」の知識を使って、自画像写真の美人度をワンランクアップしてみましょう。
くれぐれも、「やり過ぎない」とこが重要です!
「バレる嘘はつかないこと!」これ重要〜!!
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